「インターネット回線事業者」と「プロバイダー(ISP)」の関係(パソコン編)ー パソコン初心者のインターネット接続設定と自己解決【1】

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最近は、インターネット接続業者、接続機器、通信形態、契約形態等々様々で、昔からインターネット接続設定に関わってきた人でないとわけがわからない状態です。説明書を見ながらインターネット接続設定を試みようとするも、説明書通りにいかなければ路頭に迷うあり様です。
ところが、ある程度の仕組みがわかっているとパソコン初心者・インターネット初心者でも基本的なインターネット接続設定なら自己解決できるように思います。その仕組みを簡単に説明していきたいと思います。

 

目次

1:「インターネット回線事業者」と「プロバイダー(ISP)」の関係(パソコン編)
1-1:インターネットをするためには物理的な回線が必要
1-2:物理的な回線だけではインターネットはできない
1-3:まとめ

2:インターネット接続設定を様々なケースからみて全体像を把握(パソコン編)(次ページに続く)

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「インターネット回線事業者」と「プロバイダー(ISP)」について詳しく読みたくない人はこちらへジャンプ

1:「インターネット回線業者」と「プロバイダー(ISP)」の関係(パソコン編)

SIMを使ってインターネットをする携帯電話、スマートフォン、タブレットなども含めて説明するとわかりづらくなる為、ここでは説明致しません。(WiMAXは例外)

※SIMとは、携帯電話、スマートフォン、タブレット等に装着して使うもので、電波さえ届けばどこでもインターネットができるものです。sim%e3%81%a8%e3%81%af%e3%80%80%e4%bf%ae%e6%ad%a3%e6%b8%88%e3%81%bf

 

自宅でパソコンを使ってインターネットする場合に焦点をあててお話を進めていきたいと思います。

 

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インターネット回線には、光ファイバー回線、ADSL回線、ISDN回線、ダイヤルアップ回線、無線回線があります。
2016年12月現在、新たにインターネットを契約する場合、光ファイバー回線が主流になると思いますが、ADSL回線、無線回線も十分選択の中に入っています。

(古い)ダイヤルアップ→ISDN→ADSL→光ファイバー(新しい)

 

● ダイヤルアップが主流だった時代は、インターネット回線業者といえばNTTを筆頭に第二電電(KDDIの前身企業)等、電話会社くらいしかありませんでした。(おおざっぱにいえば)

 

● ISDNが出てきた頃は、電力系回線事業者も目につきはじめました。

 

● ADSLが主流になり始めた頃には、電話会社・電力系会社に加えてヤフーが、「プロバイダー(ISP)」兼「インターネット回線事業者」として目につきはじめました。
ヤフー以外にも、「アッカ・ネットワークス」「イー・アクセス」もよく目にするADSLのインターネット回線事業者でした。

 

● 光ファイバーが出始める頃には、電話会社を筆頭に、電力系の会社、ケーブルテレビ会社を回線事業者としてよく目にするようになりました。

※ 電力系の回線事業者のひとつ、東京電力のTEPCOひかりは、KDDIに引き継がれ、現在「auひかり」となっています。元は電力系会社であっても、統合や合併などにより、時が経つにつれ回線事業者が変わってきています。

 

 

インターネットをするためには物理的な回線が必要

● NTTは電話回線網を全国に張り巡らしています。
ダイヤルアップは、この電話回線を使ってインターネットをします。

(NTT以外の電話線もありますが、ざっくりとNTTといわせて頂きます)

ADSLも、物理的にはその電話回線を使って通信します。

(電話番号があるNTTのアナログ電話回線をADSL回線にするには、通常、(自宅に訪問の工事ではなく)NTTの局内工事で済みます)

NTTにとって、全国に張り巡らされた電話網で使用している設備を使って、次世代の通信回線である光ファイバーを張り巡らせるのは簡単です。そうして張り巡らされた光ファイバー回線は、インターネットに利用されています。「フレッツ光」といえばわかりやすいでしょうか。(商品名が複雑で厳密な呼び名がはっきりしませんが、ざっくりと「フレッツ光」といわせて頂きます)

 

● 電力系の回線事業者には、各地に張り巡らされた電線網があります。
電力系回線事業者にとっても電線網で使用している設備を使って、光ファイバー網を整備するのは簡単です。

 

● ケーブルテレビ会社は、ケーブルテレビ網を徐々に張り巡らしてきました。
そのケーブルテレビ網を、インターネットもできる光ファイバー絡みの線に取り換えていくだけです。

 

よって、大ざっぱにいえば物理的にインターネット回線を提供できるのは、NTT、電力系回線事業者、ケーブルテレビとなります。

最近は、WiMAXという無線インターネット回線も主流のひとつです。各地に無線基地局を設置して無線でのインターネット網を構築しています。

(無線回線には様々なものがあるので、「【インターネット接続設定】パソコン初心者の自己解決の基本」ではWiMAXだけを取り上げていきたいと思います)

 

NTT、電力系回線事業者、ケーブルテレビ会社以外が回線事業者となっていることがありますが、物理的にはNTTや電力系会社の回線網を借りて営業していることになります。

自前で物理的な回線網を持っている回線事業者とそうでない回線事業者が存在するわけです。

はじめは自前の回線網だけで営業していたが、全国展開していくなか、自前の回線を用意できない地域では他社の回線網を利用して営業している回線事業者もあります(東京電力系からはじまった「auひかり」なんかはそうですね)。

 

 

物理的な回線だけではインターネットはできない

ホームページをみたり、動画をみたり、メールのやり取りをしたりするには、プロバイダー(ISP)との契約が必要です。

ISPは、インターネットサービスプロバイダーの略です。

プロバイダー(ISP)は星の数ほどありますが、多くの人に聞き覚えがありそうな有名なプロバイダー(ISP)をいくつかあげてみます。

OCN、Biglobe、ソネット、ぷらら、GMO(とくとくBB)などです。

 

 

まず回線の種類を決め、次に回線事業者はどこにするかを決め、そして、その回線にのせるISPをどこにするか決めるのです。

【回線の種類】
《ダイヤルアップ》《ISDN》《ADSL》《光》《無線》

【回線事業者】
《NTTのフレッツ》《auひかり》《コミュファ》《イー・アクセス》《WiMAX》など

【プロバイダー(ISP)】
《OCN》《Biglobe》《ソネット》《ぷらら》《GMO(とくとくBB)》など%e3%81%95%e3%81%8f%e3%82%89%e3%82%93%e3%81%bc%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3

 

 

 《NTTのフレッツ》(フレッツISDN・フレッツADSL・フレッツ光)は、プロバイダー(ISP)部分だけをころころ変更することが可能です。

まさに、「回線部分」と「プロバイダー(ISP)部分」が別であることがよくわかる状況です。

(『withフレッツ』『転用』などのかたちで契約していると、プロバイダー(ISP)部分だけころころ変更するというわけにはいきませんが)

 

 基本的な考えとしては、【回線事業者】と【プロバイダー(ISP)】は別々なのですが、【回線業者】と【プロバイダー(ISP)】が一体になっているものもあります。
《BBIQ》《STNetのPikara》《megaEGG》《eo光》などです。

《eo光》を例にとると、「プロバイダー(ISP)」は「eo」で「回線」は「NTTのフレッツ光」などという選択ができません。「eo」で光のインターネットをしたければ回線事業者は「eo光」に決まってしまうのです。

《BBIQ》《STNetのPikara》《megaEGG》《eo光》などの回線を設置したら、プロバイダー(ISP)は決まっているのです。

 

 契約後はプロバイダー(ISP)の変更はできませんが、プロバイダー(ISP)を選んで契約できる回線事業者もあります。

しかし、プロバイダー(ISP)を決めて申込むと、申し込んだ後は「プロバイダー(ISP)」と「回線事業者」が一体になったかたちで提供されます。
《auひかり》《コミュファ》《イー・アクセス》《WiMAX》などです。

フレッツのように、回線はそのままで、プロバイダー(ISP)だけころころ変更することができません。プロバイダー(ISP)を変更したければ、回線ごと解約というかたちになります。

 

※ ヤフー(ヤフーというかソフトバンクというか)はサービス・サービス名が煩雑過ぎるので、上記の例から外しています。ヤフー(ヤフーというかソフトバンクというか)は、「プロバイダー(ISP)」と「回線事業者」をわけて提供しているものもあれば、「プロバイダー(ISP)」「回線事業者」一体型として提供しているものもあります。

 

まとめ

インターネットするには「回線事業者が提供する回線」と「プロバイダー(ISP)」の両方が必要です。

「回線事業者」と「プロバイダー(ISP)」が同じ会社の場合がありますが、「回線」部分と「プロバイダー(ISP)」部分とはわかれています。

提供方法(販売方法)は1つでも、「回線」部分と「プロバイダー(ISP)」部分は分かれて存在しています。

 

インターネット接続設定をするうえで、「回線」部分と「プロバイダー(ISP)」部分が分かれていることを理解しておくと、直面するトラブル解決への糸口がつかみやすくなります。

それでは、次ページでは、パソコンによるインターネット接続の全体像を基本にみていきましょう。⇒2:インターネット接続設定を様々なケースからみて全体像を把握(パソコン編)

 

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